[閲覧注意]ご報告

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一番嫌いな季節は夏で
一番好きな季節は冬です

冬の終わりが見えてきて、日差しが春っぽくなってきたのがなんかさみしいです
もうちょっと雪積もったりしてくれてよかったんですけど
あわてて買った雪かき用のスコップ、一回ぐらいは使いたいです
明日降るっていう噂だったのに予報なくなっててちょっとがっかりです

冬が一番好きですけど、寒いのは嫌いです
夏が一番嫌いですけど釣りが熱いのは夏です


ご報告ですが
今日からやっと安定期に入りました
妊娠16週0日です

散々不妊愚痴を書き綴ってきましたけど
ある種の人生の節目だなというのがあったので
惜しまず書こうと思って書いておりました

人生においてこんなに苦労したことあったかなというぐらいの苦労の連続でしたが
なんとかここまでたどり着きました
順調にいけばあと半分・・まだまだ先は長いです
年齢的なものもあって、無事出産までたどり着けるかは正直まだまだわかりませんけども
あとはもう健康に気をつけて信じて待つのみです

信じるという言葉、実はあんまり好きじゃなくて
信じられないことばっかりの人生でしたので、信じるということが未だにどういうことなのかわかってないのですが
それでもなんとか周りに支えられて普通に生きられています


2017年4月、いろんなことを早々に見切って
いただいた祝い金を握りしめ、満を持しての体外・顕微授精に挑戦しました
前に書いた通り、高刺激の誘発はほんと具合悪くなるししんどいし
移植後14日目の判定日になんとか陽性判定をいただいたんですが
翌週(5週)になっても胎嚢確認できず、6週になっても確認できず・・で
7週目を待っている段階でがっつり出血し、その週末に病院で確認してもらい化学流産と

めちゃくちゃ凹んでたんですが、親族一同は先に控えたお祝い事で喜びムード
そんな中で自分との対比がなんか辛かった

化学流産だったんですけども、1周期月経を見送って6月
凍結してある3つの胚盤胞(着床寸前まで育てた受精卵)のうち一つを移植することに
グレードはAAつまり一番良いもの
投薬をしてしっかりホルモンを充填しての移植
ホルモン充填周期だと、排卵を抑えた上で自然周期と違いちょっと前倒しで移植する

そんな折りに義兄の結婚式があった
中堅演歌歌手のように色留袖の和装で参加した
当時はガチへこみ時期だったので多分顔に生気なかったと思う
後から聞いた話ではみんな心配してたと

自分たちはまぁお金ないのも理由の一つではあるけど、結婚式をあげていない
結婚式あげる金があるなら全部治療に突っ込みたいという考えだった
自分はそれでいいと思ってたけど、やっぱり親族に対する申し訳無さや負い目のようなものはあった
特に田舎の方はそういう行事を大事にするので、顔を立ててやれなくて申し訳ないと

でも親族側の結婚式というのを体験して、あやっぱウチは無理だわと実感した
結婚式始まる前に、教会っぽいところに入って行く前
親族同士の紹介みたいなのがある
新郎側と新婦側の親が、これは親族の誰それですと通路にずらーっと並んで紹介する
田舎ならではというか、両家とも20人はゆうに超えるような親族一同・・

うちの家庭はまぁアレなタイプで、紹介する親族もおらず
仮に式をやるとしても参加できるのは実母だけだろうから
たぶんすごい惨めな気分になるし、微妙な空気になるだろうなぁと
逆にいろんな人に気使わせることになるしやっぱやめといてよかったわな・・と思ってしまった

そんないろんなものにたいしてガチ凹みしている時に
氏からまたしても空気読まない発言が・・
「結婚式やりたかった?」
あ、こいつ殺す(半年振り2回目)

ほんと乙女心というのをわかっていない

中堅演歌歌手は一応新郎の弟の嫁として
信越地方ならではというのか、披露宴中はあちこちお酌して回る
あちらこちらでお腹の大きな妊婦さんがいても笑顔でお酌
多分近年で一番死にたいと思ったタイミングだったのかも
お祝いの空気で、みなさん笑顔で楽しそうな中一人で鬱になってるんですからガチの罰当たりですわもう

披露宴後、義実家に戻りちょっと団欒して一人車で埼玉へ戻る
間の悪いことに、式翌日は移植前のホルモンチェックと内診
日付をずらすことができなかったので、しょうがなくひとり上信越道を泣きながら爆走して帰って猫にまみれて寝た

この時の2度目の移植についてはあんまり覚えてない
まったくかすりもせず、ホルモン充填の薬飲んでるにもかかわらず予定通りに月経がきた

また1周期見送って、もうひとつのグレードAAの胚盤胞移植

2017年の夏の記憶はほとんどない
多分やけくそになって釣りばっかりしてた
ライブもあったけど、あんまりはっきり思い出せない
すごいぼんやりした中で生きてた気がする

8月、もうひとつの凍結胚盤胞移植
これもあんまり覚えてない
でもかすりもしなかった

統計的にグレードの高い胚盤胞だと着床率があがるようだけども
2回も最高グレードのものを移植して本当にかすりもしないなんておかしくないか?
と、何故か病院に対する不信感がでてきてしまった

移植に限らずだけども、いつもいわゆるフライング検査をする
市販の妊娠検査薬というのはだいたい月経開始予定日から1週間後から使えると書かれているけど
そもそもそんな複雑なシステムのものではないので
尿中にある程度HCGが出ていればそれなりに反応はする
ただ、早い段階でHCGを感知できても正常妊娠なのかはたまた化学流産なのかは判断できないので
化学流産の可能性が低くなる、一般的に胎嚢が確認できるであろう月経開始予定日1週間後(つまり5w)ということにしてるんだとは思う

このフライング検査についてはいろいろアンチな意見もあったりするけど
私は肯定派です
だってフライングしようがしまいが、結果は変わらないもの

で、胚盤胞移植2回とももちろんフライング検査でかすりもしなかった事は事前に知ってた
知ってて、病院に対する気持ちがどんどん変わっていってしまって
もっと有名なクリニックに転院したほうがいいんじゃないかと思うようになった

私の長所でもあり短所でもあるんですが
思い立ったら即行動
2回目の凍結胚盤胞移植の判定日(14日後)を待たずして、病院に「転院するので紹介状書いてください」と電話
そこから月経開始予定日から2日目を狙って新しいクリニックの初診の予約を入れ
光の速さで転院までこぎつけた


9月初旬
全国的にも有名で、関東では屈指の不妊専門クリニックへ転院
加藤レディスクリニック、通称KLCです

ビルの4F〜11Fまであり、毎日5〜600人くらい訪れる病院です
前の病院の検査結果は引き継いで、足りない項目を初診時に検査
血液検査は当日結果を出してくれて、ここで甲状腺ホルモンの異常を発見・・・
たしかにTSHはちょっと高めとは言われていて、プロラクチンもちょっと高いとは言われていたけど・・
前の病院ではそこまで詳細な血液検査はしなかったけど
KLCではFT3、FT4も見るし、抗体のTgAb、TPOAbも検査項目に入っている
これで、自己抗体であるTgAbの数値ががっつり高かった
「専門の病院の紹介状を書くので、そちらで甲状腺を診てもらってください」と言われ
翌日速攻で表参道にある伊藤病院へ

この伊藤病院もすごい
人多すぎ
受付は8:30と聞いていたので、8:30ピッタリに着くようにしたけど
そこから初診の受付等をやって、診察番号は190番台・・・
多分3時間は平気で待った気がする
血液検査と、甲状腺のエコーをやって「橋本病ですね」とものすごくあっさり告げられた
あっさりすぎて「そうですか」とかそっけない返事しかできなかった

橋本病ってなんやねん?!帰りの電車でぐぐりまくる
女性によくある疾患みたいですね、寛解することはあるようですけども長い付き合いになる病気だとか
ただ、妊娠を望む女性にとっては不妊の要素となりえるものがいろいろあるので
薬を服用して、甲状腺ホルモンの値をコントロールする必要があるということ
そこから毎日チラージン生活が開始しました
(チラージンって甲状腺の薬)

とりあえず一ヶ月様子をみて、TSHがちゃんと薬でコントロールできていたので
予定通りKLCで初採卵

このクリニックは、高齢者に優しい・・というか
身体にかかる負担を少なめにする方針で
採卵に関しても、若い方なら誘発なしだったり、私レベルでもクロミッドによる低刺激の誘発しかやらない
低刺激の誘発で、採卵できる数は少ないけど質が良いとかなんとか

で、クロミッドの誘発開始
どうも卵胞の育ちが遅くて、卵胞チェックに3回ぐらい行った
行く度に待ち時間ながくて心折れた

17日目くらいでようやく採卵することができた
このクリニックでは採卵時麻酔は使わない
でも他のクリニックよりもずっと細い針を使うとかで、痛みは少ないんだとか
痛くて死ぬかも・・と覚悟してたけど、全然耐えられるレベルだった
2個、採卵できた
別室では氏が生搾り
凍結の手段もあるけど、私的には生搾りにこだわっていたかった
前回より精子所見がちょっと良くなってた、禁煙効果がでたのかもしれない
でもそれでも心もとない感じなので、ふりかけではなく顕微授精となった

翌日指定の時間にクリニックへ電話し、受精できたかどうかの確認
問題なく2個とも受精できたとのこと
その翌日は5分割になった新鮮胚移植

さらに後日クリニックへ電話して、受精卵のその後を確認
無事胚盤胞まで育って、凍結できたとのこと
この後、びっくりの請求が
凍結費用12万円・・・・・・
たった1個の・・胚盤胞を・・・凍結保存するだけで・・・・12まん・・・・・・
前のクリニックは3個凍結で7万だったのに・・

この5分割の移植は、かすりもしなかった
12日後だったかの判定日に血液検査したけど、β-HCGは0.1
かすりもしなかったので、月経見送りはなしでそのまま次の移植へ

月経開始の12日目に来てください、と言われたけどどうしても都合が悪く
翌日に卵胞チェックに行くと、既に排卵済みとのこと
誘発やらないと12日で排卵してしまう私の身体よ・・

KLCは自然周期での移植なので、5日目胚盤胞は排卵から5日目に移植する
卵胞チェックから5日目、11月18日に凍結胚盤胞移植
私のように高齢の場合、胚盤胞を覆っている透明な膜が厚かったり、凍結することでこれが厚くなったりするようで
移植前にアシステッドハッチングといって、透明帯の一部をレーザーで焼いたりして、ハッチングしやすくする
ひよこの卵、生まれる時に殻ちょっと割るとひよこ出やすいみたいな感じ
KLCは一部をレーザーで焼くのではなくて、この透明帯を全除去・・技術力の高さがうかがえる
症例数も多いし、患者も多いしもちろん成功例も多い
一般的な手術なんかもそうですよね、症例数が少ないところはそれだけ経験値が低いからたくさん手術やって成功してるとこがいいとか
高度生殖医療もきっとそうです
たしかに培養室に居る培養士さんの歴戦の猛者感ハンパないです
採卵した時も驚いたけど、一日にこんな何十人も採卵するのか!と
場数が違うんだなーと

で、透明帯全除去された胚盤胞を移植
5日目胚盤胞の場合は判定日は7日後
判定日は11月25日

の1日前

フライング教徒の私は当然のように市販の妊娠検査薬に
溜めて溜めて溜めまくった朝いちの尿をふりかけるわけです
この何十回と行ってきた儀式、本当にもう毎回うんともすんともいわない尿かけ済の検査薬をいくつもみてきて
どうせ今回もだめでしょという気分になるんですが
わりと早い時間で、ほんのりと色づく判定線・・久しぶりに見た二本線の検査薬・・
そう、判定日の1日前、11月24日は私の38回目の誕生日
前日に一足早いサンタクロースからコンピューターミシンという素敵なプレゼントを貰ったのに
誕生日本番でまさかの天からの贈り物が・・

いくら子宝は授かりものとはいえ
それなりの治療とそれなりの努力、けっこうなお金をつぎ込んで
ようやくここまでたどり着いた

2016年の誕生日には雪が降った
50年振りだかの11月の積雪で、抜群のシチュエーションなのにムードもへったくれもないところでプロポーズ的なものをいただいた
2017年はほんとに頑張って突っ走って1に治療2に治療・・・のがんばったご褒美が

悪態つきながらも泣きながらも辛いのを頑張ってきたかいがあった

思っていたんですけど
いろいろ知識武装してしまったせいで
嬉しさと同時に恐怖もやってくる
「妊娠検査薬が陽性になったらゴール」そんなふうに考えていた時が私にもありました

全然ゴールじゃなかった
胎嚢確認できるまで安心できない
心拍確認できるまで安心できない
安定期入るまで安心できない
というか多分出産するまで安心できない

というか多分出産しても
自分が死ぬまで安心はできないのかもしれない
この子になんかあったらどうしよう・・という不安を一生背負い込むことになるんだろうなというのがなんとなくわかった

自分たちの親が、もうおっさんおばさんな私達を未だに心配してるのはそういうことなんだろうなと

その不安と戦う日々がやってきた
嬉しいことだけども心配ではある
心配で心配でついつい食べつわりを理由にドカ食いしたら
移植時から5kgも太った
なので現在は糖質制限再開中であります

12週の検診の時に、尿糖はクリアしたけど血糖でちょっとひっかかって
75gブドウ糖負荷試験をやりました・・
今日の検診で結果を聞きましたが、なんとかクリアできた模様
しかし安心はできないので引き続き糖質を制限していきたいと思います
氏も会社の健康診断でLDLコレステロールがひっかかったので
デブ2匹で健康目指して食事制限していきます


不妊の人の気持ちは
自分も治療をしてきたから人一倍わかってるつもりでも
やっぱり人は変わってしまう
でも不妊の立場だったら、妊娠してる奴からとやかく言われたくないというのは
自分もそうだったし、きっとそうなんだろうなとは思うから
そこらへんは気にしつつ、いうても個人の勝手なブログなんで
まぁそんな感じでこれからも日々を綴っていこうかなと思います

ともあれ、近況報告と
そこにいたる経緯のことでした

あ、ばっさり髪の毛きりました
ここ10年で一番短いです
後悔するかなーと思ったけど逆で、けっこう気に入ってます
ただ、美容師のようにスタイリングできないので
ボサボサになってるだけっぽく見えるのが辛いところです

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