うかんで、きえて

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いちいち
夏になると
思い出すものが多くて
季節なんてなければいいのにと
心の片隅では思っています
肉親や友人の死
人ごみや淡い夢
梢に鳴く蝉の声、海のにおい
無気力のままに迎えた朝焼けの青
人は
時間を生きるしかなくて
後ろを向いたとしても
無理矢理前に押し流される
前向くしかない
いちいち
うかんではきえる
やわらかいものやかたいもの
うかんではきえる暇もないくらい
忙しくなればいい
走って
走って
いつか
今よりも少し強くなれたら
その時にゆっくり
思い出せばいい

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