黒いチョコレート

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いつも
黒いチョコレートを
ひとつぶ
置いて行くんだ
僕は
しばらくの間
そのチョコレートを
ながめて
どうするか
考える
そして
僕が帰ってきた時に
「ああ、そのチョコレートは
なんでもないものだから
食べてくれてよかったのに」
そう言ってくれるのを
心の底で願いながら
包み紙をそのままにした
黒いチョコレートと共に
旅をする
日々に
不変なものなどないよ
僕が変わらなかったとしても
僕が変われなかったとしても
世界は目まぐるしく
変化する

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