列車、夕日

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僕は
列車にのっていた
頭の中で
あたたかみのある
そして
無常の哀しみをたたえた
オルガンが鳴り響く
そびえ立つ鉄塔をくぐりぬけ
無音の列車は走る
疲れた人々
夕日が差し込んでくる
有刺鉄線の巻き付いた
鉛のように重い身体で
僕はどこへゆくのだろう
列車のゆく先は
青暗い海底でも
深い森の奥でもなく
いつもの
見慣れた街だった

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