墜落

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ゆらゆらと
やわらかい空気の中を飛んでいて
僕は
このまま飛べるのかなと
そう思ってて
だけどたぶん
つぐなうことのできない罪深き過去が
いつしか風を支配し
黒き突風となって
僕を地面に叩き付けるんだろう
いつか
恐怖と憎悪がふくらんで
飛ぶこともかなわなくなるんだろう
「泣いて、身体を軽くしたら、また歩ける」
と過去の僕はいっていた
乾ききった僕の身体からは
水分など一滴たりともでやしない

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