清算

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Why do you live?
I don’t know
How do you want to live?
I don’t know.
This lonely way.In this wild world.
You said to me [I’m alone].
But I don’t think so.

世界の果てで朝焼けを待つ
明日は何かが変わるのだと願いならが
潮騒を聴きながら、ひとりで
朝焼けを待つ

ひとりでこの道を歩いてきたのだと思ってた
ひとりきりで旅をしてきたのだと思ってた
君は言った
「わたしは孤独だ」と
だけどその言葉を聞いて僕は
それはちがうのだと思った

少年は旅をする
終わりのない旅を、ひとりで
つばめに教えてもらった歌を歌いながら

小高い丘で出会った花は孤独だった
少年もまた孤独だった
そう、この世に生きるものは誰しも
孤独を抱えて生きているのかもしれない

だけど少年はある時気づいた
水たまりにうつる自分を見て
そこにはもうひとりの自分がいることに

それでも少年の心の孤独は消えなかった
どれだけ旅を続けても、生きる意味を探しても

荒れ果てた大地に、今にも崩れ落ちそうなレンガの建物
そこで少年は、美しい歌声を聴いた
歌を教えてくれたつばめよりも
いままで出会ったどんな小鳥や花よりも
美しい歌声だった
そこには猫がいた

少年と猫は出会い、たくさん話をした
今までの旅のこと、これからの旅のこと
少年と同じように猫もまた孤独だった
猫は言った「わたしは孤独だ」と
猫は少年と同じだった

少年はもっとたくさん猫と話をしたいと思った
話をすることで猫の孤独をすこしでも埋められるのではないかと

「僕も君も、これからまだ旅を続けるだろう
ひとりで旅をしているけど、決して僕も君もひとりじゃない
何故なら僕らはこうして出会ったのだから」
少年は自分に言い聞かせるように猫に話した

今までの旅はひとりだった
だけどたくさんの者に出会うことができた
そして出会った者たちが今も自分の中に存在している
そのことを猫に伝えたかった

僕はここにいるよ

そう、君はここにいるということを伝えたいから
歌を歌っているのでしょう?

猫の中にある孤独がすこしでもうめられたのか
少年にはわからなかった
ふたりは荒れ果てた大地をあとにし、それぞれの道を歩き出したxx

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